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格助詞 (1) ... 英語と日本語

日本語の格助詞

日本語には格助詞「て、に、を、は」という便利なことばがあります。

そのため、語順を変えても発言者の意図は変わりません。

日本語の格助詞「て、に、を、は」

助詞、助動詞、活用語の語尾、接続語などの総称 と定義されています。

英語には日本語の格助詞「て、に、を、は」に1対1で 対応することばがないため日本文に訳す際に混乱します。

格助詞「て、に、を、は」を用いないで日本文はつくれません。

英文は単語が占める位置により

日本語の格助詞「て、に、を、は」にあたることばを見つけることができます。

を、は、が

日本語の格助詞 ... を、は、が

教育英語では英文構成、英文読解する場合

私.....は.....本.....を.....読んで.....い.....ます。

という細かい日本語文法の分析方法で英語を学びます。

そして教育英語の参考書にはたいていの場合

  • I .....「わたし」の(主格)
  • my .....「わたし」の(所有格)
  • me .....「わたし」の(目的格)

となっています。

英語には存在しない、

日本語の格助詞 は英語の主語、目的語に含まれています。

  • I ........わたしは、わたしが (主語)
  • mine .....わたしのもの    (所有語)
  • me .......わたしを、わたしに (目的語)

(注)日本語に翻訳する場合、まったく同じ単語でも、

  • その単語が占める位置により(主語であるか、目的語であるか)
  • 日本語の格助詞(を、は、が)を使い分けます。

日本語を学びはじめた英米人は

自国語の語順、主語や目的語の位置に定着している

日本語の格助詞「て、に、を、は」を省略して話しています。

例えば

  • I read books.
  • わたし ....... 本 ..... 読みます。
  • 日本語の主語や目的語に伴う... 格助詞 (~は、~が、~を、~に)
  • 英語では語順に定着し、日本語の格助詞の位置をあらかじめ占領しているので 英語を母語とする人は改めて格助詞 (~は、~が、~を、~に)を追加しません。

日本語は主語の位置とか目的語の位置をハッキリ区別しないので格助詞によって 主語とか目的語を区別します。

に、て

日本語の格助詞 ... に、て

日本語の格助詞「に」は英語の代名詞の目的語に含まれていると共に

方向や場所、位置などを表す前置詞にも含まれています。

  • at ..... そこ
  • by ..... よって
  • down ... 下
  • up ..... 上
  • with ... 一緒

など。

「て」は主に動詞と副詞に含まれている。

  • do .......... し
  • have done ... ししまった
  • and ......... そし
  • why ......... どうし

など。

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