英語で考える ... とは ... (2) ... 英語と日本語
では(1)の場合をもうすこし詳しく考えていきましょう。
ことばというものは、はじめにモノやコトが存在して それらのモノやコトについた名前です。
ことばを覚える過程は日本語にしても英語にしても
身近なモノやコトの名前から覚えていきます。
そして小さいときに母語で覚えた名前や文のしくみは忘れようと努力しても よほどのことがない限り忘れるものではありません。
second language を習う場合は
母語で覚えた名前や文のしくみに上書きしていきます。
例えば
英語に興味のある日本の社会人であれば
This is a book. = これは本です。
という公式は日本語を基にしたイメージに英語で上書きされていて
This は主語であり is は動詞で a book は一冊の本 なのでなどと考えなくてもすぐにわかります。
これは日本語の延長としてイメージできる回路が脳の中に出来上がっているからです。
そして、イメージされている基本は日本語です。
ではどうすればこのような回路をたくさん作ることができるのでしょうか。
それは回路を混乱させないようにカンタンな公式を日本語で学ぶことです。
日本人がイメージできることばは日本語です。
英語を深く理解すればするほど、日本語でイメージしたものを理解しています。
日本の成人が
英文読解、
英文構成、
英会話、
を習得するには
英語の構造を納得できるような論理で 日本語を通して理解していくことです。
英語を日本語にしたり、日本語を英語にしたりというのではなく
英語の構造の論理を日本語で理解するということです。
理屈が通れば理解するのはカンタンです。
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